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血をヌこう
2005/10/29 14:59
「ハタチの献血」なんてキャッチフレーズを耳にする。

僕の場合、16歳の誕生日を迎えた3日後に献血デビューした。

別に人助けしたいとか、そういうわけではなかった。



お菓子食べ放題、ジュース飲み放題というのが

子供心に火をつけただけである。




ドキドキの献血デビュー。

AB型の血液は不足しているので、お医者さんは大変喜んでいた。

そして16歳になって、すぐに献血に来たことにも喜んでいた。





「学校で行けって言われたの?」






「いや、お菓子が食べたかったんです








献血用の注射は、予想以上に太かった。

「ちくっ」と刺さるのではなく「ずぽっ」と刺さる感じ。

そこで僕は失態を犯してしまった。












「あ、あひゃんっ…」














なんというか、にゅるにゅる入ってくる感じが

それ程イヤではなかったのである。



血が抜かれていくにつれ、手に力が入らなくなってくる。

硬いスポンジのような物を渡され、それを握り締めろと指示された。











「あ、あひゃんっ…」












こ、この脱力感。

全く手に力が入らない。

まさかこんなところで新たなる快感を見つけるとは。

献血バンザイ。






数日後、献血センターから手紙がきた。

献血をすると、ついでに健康診断までしてくれるのだ。












「大変申し訳ありません。あなたの血液は使用出来ませんでした」












「何点か異常が見つかりましたので、病院へ行くことを推奨します」













パイ少年16歳の秋。










血液年齢は48歳だった。












ヌこう!ヌこう!血をヌこう!
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